五穀米の栄養と健康効果

五穀米をつかった身体とお肌に利く料理

 

 

雑穀それぞれの特徴を知っていれば、ヘルシー献立づくりもお手のもの。目的に合わせて、効果が期待できる五穀米を選びましょう。

 

疲れがたまっているときは、乳酸など疲労物質の蓄積を防いでくれるビタミンB1が豊富な玄米や黒米入りの五穀ご飯に、消化のいい豆腐料理などを合わせて。美肌のためにはビタミンEが豊富な玄米やはと麦入りタイプに、コラーゲンたっぷりの鶏手羽肉や骨付き鶏肉のお料理を。

 

ふだんから貧血気味なら鉄分を多く含むアマランサスや黒米入りタイプに、ほうれん草と高野豆腐の煮浸しなど。冷え性を改善したいときはタンパク質とミネラルをしっかりと摂ることが大切なので、赤米やキヌア入り。身体を温める唐辛子の利いた麻婆豆腐など、ピリ辛料理といっしょに食べるとより効果的ですね。

 

お腹をすっきりさせるには食物繊維が多い玄米、あわ入り。サツマイモやゴボウなど、やはり食物繊維の多い野菜料理をおかずにして万全の効果を期しましょう。

 

五穀米をおいしく炊くコツは、必ず30分は浸水させることです。市販の五穀米は指示の時間に従ってください。雑穀が吸水することで、もちっと極上の炊きあがりが実現します。