五穀米の栄養と健康効果

玄米にも種類があります

 

 

玄米はもみ殻だけをとりのぞいたお米のことで、精白米とちがって胚芽部分もぬか層も残されたままの状態です。白米と比較してみても鉄やビタミンB1、ビタミンE、食物繊維など身体にうれしい必要栄養素がバランスよく豊富に含まれているのが特徴なんです。

 

玄米より食べやすいと最近人気の発芽玄米は、芽が出た玄米のこと。玄米に含まれている栄養が成長し働きがより活発になるため、栄養価は玄米以上といわれます。玄米より消化もよく、栄養の吸収率もアップ。外皮も柔らかいので玄米のように長時間浸水させる必要もなく、炊飯器で白米と同じように炊くことができます。

 

炊きあがりもふっくらとしていて食べやすく、五穀米が初めてという方には、発芽玄米入りのブレンドがおすすめでしょう。お店でも簡単に手に入りますが、実は家で作るのも簡単なんです。

 

玄米をバットなど平らな容器に入れて広げ、玄米がかぶるくらいのお湯(30℃くらい)を注ぎます。容器をラップでおおい爪楊枝などでところどころ穴を開け、キッチンなどあまり温度の下がらない場所で1日から1日半おくとかわいく玄米の芽が出てきます。途中で何回かお湯を替えるといいですよ。

 

できあがったらさっと洗ってふつうに炊きますが、新聞紙に広げて2、3日天日干しにして容器に入れ冷暗所に置けば1ヶ月くらいはもちます。